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2017.06.18 Sunday

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    2017.02.17 Friday

    ●個人総合2連覇を決めた高梨沙羅(20)

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      沙羅、平昌で最多タイ53勝決めた…前日の課題一夜で修正、不規則強風なんの逆転

       

      ◆ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第18戦(16日、平昌=HS109メートル)

       

      個人第18戦を行い、15日の第17戦で個人総合2連覇を決めた高梨沙羅(20)=クラレ=が99・5メートル、97メートルの合計215・1点で今季9勝目を挙げ、男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(27)=オーストリア=が持つ歴代最多53勝に並んだ。22日開幕の世界選手権(フィンランド)、18年平昌五輪へ弾みをつけ、今後は飛型点パーフェクトの“究極の1本”を追い求めて挑戦は続く。15日の個人第17戦を制した伊藤有希(22)=土屋ホーム=が2位に入った。

       

       

      歴史に名前を刻んだにもかかわらず、スキー板を掲げるしぐさは小さく、控えめだった。1回目2位だった沙羅は2回目、有利な向かい風が弱い中で97メートル。直前にW杯ジャンプ台記録の111メートルで暫定首位に立った伊藤を上回った。1回目首位で直後に飛んだM・ルンビー(ノルウェー)が94メートルと失速。半ば“棚ぼた”で53勝目が転がり込み「50勝の時よりプレッシャーも随分と少なかった。自信にはなった」とうなずいた。

       

       

      身長180センチのシュリーレンツァウアーに、152センチの小柄な体で肩を並べた。選手層の厚い男子で220戦で53勝。わずか6シーズン、出場89戦目で追いついたが「舞台が違うし、レベルも違う。一概にすごいのかどうか、複雑な気持ち」と本音をのぞかせた。

       

       

      前日の第17戦、助走スピード不足で2位。プレ五輪で勝つため、一夜で修正を加えた。父・寛也さん(49)と話し合い、スキー板を新品に変更。「同じ板でも、滑走面が新しい方がスピードが出る」と山田いずみコーチ(38)。感覚が狂うリスクもあり、寛也さんも「試技で合わなければ元に戻すように」と指示していたが、これがはまった。

       

       

      繊細な感覚の持ち主は、助走レールに板が当たって減速した点も改善した。1本目(85・7キロ)は、同条件だった伊藤(85・5キロ)を上回った。風速5メートル前後の強風が不規則に吹く悪条件。飛ぶだけで精いっぱいの選手が多い中、「風は自力でどうにかできない。こういう試合も想定し、精神的に成長したい」。前日の課題にできる限りの対応をし、結果に結びつけた。

       

       

      抜群の対応力は、経験値の高さから生まれている。11か国20都市(日本含む)を転戦しての89戦53勝は、地道な工夫があったからこそだ。「いろいろな土地で、自然や雰囲気をしっかり感じることが大事」。遠征先で宿舎にこもりきりにならず、積極的に外出。散歩を兼ね、地元のスーパーに食料を買い出しに行く。自然や風を感じながら転戦を楽しみ、どの土地でも結果を出す力が金字塔の土台を支えた。

       

       

      4位に終わったソチ五輪はプレ大会(12年12月)も2、3位だったが、今回のプレ大会は逆転で勝利を収めた。だからと言って、自分のジャンプにまだ満足した訳ではない。「勝ちたい試合にピークを合わせることができていない。そこが私の一番弱いところ」

      勝ちたい試合。それは平昌五輪にほかならない。五輪と同じく個人金メダルがない世界選手権(22日開幕)も控える。「反省しなければいけない部分はいっぱいある」。1年後へ―。今季W杯最終戦となるオスロ大会(3月12日)で最多勝利記録を更新し、勝ちを意識したプレッシャーの中で勝ち切る力を磨く。(細野 友司)

       

       

       

      ◆高梨 沙羅(たかなし・さら)1996年10月8日、北海道・上川町生まれ。20歳。小学2年で競技を始め、11年2月に14歳でコンチネンタル杯を史上最年少優勝。13年世界選手権混合団体金メダル。14年ソチ五輪は個人ノーマルヒル4位。上川中からグレースマウンテンインターナショナルを経て、14年に“飛び級”で日体大体育学部に進学。152センチ、44キロ。家族は両親と兄。

       

       

       

       

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      バレエで磨いたバランスと柔軟性 高梨W杯最多タイ53勝 努力家、抜群の集中力

       

      オーラがないんです

       

      【平昌(韓国)須貝剛】

       

      「記録より、記憶に残る選手になりたい」。かねてから抱くそんな思いも胸に、高梨沙羅選手(クラレ)は韓国・平昌の空を飛んだ。16日に行われたノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で歴代最多タイの通算53勝目。身長152センチの小柄な女子ジャンパーが世界のジャンプ史と記憶に刻まれた。


      最多勝利の達成に「とても自信になる」としながらも、高梨選手の謙虚な受け答えは、この日も変わらない。ジャンプ台を離れれば、最近メークにも目覚め、おっとりとした雰囲気の二十歳の女性。「会ってみると『普通だね』ってよく言われる。オーラがないんです」と自虐的だ。

      8歳で初めて飛んだ。以来、浮力を感じることが「病みつきになった」。ジャンプのことになると穏やかな人柄が一変する。ウオーミングアップから人を寄せ付けない雰囲気を漂わす。「集中すると、周りの声が聞こえなくなるんです」

       

       

      助走の空気抵抗、他選手の半分

       

      安定した飛躍は精密機械のようだ。「アンドロイドではないか」。2014年ソチ五輪銀メダリストのダニエラ・イラシュコ選手(オーストリア)は高梨選手を、そう例えた。

      4歳で始めたバレエが役立った。ソチ五輪で全日本チームのトレーナーを務めた竹花智さん(53)=札幌・アスリート治療院=は「バランス感覚、柔軟性はバレエで磨かれた」とみる。高梨選手が通ったバレエ教室を主宰する旭川市の板谷敏枝さん(49)が思い出すのは、群を抜く練習熱心さと集中力。「バレエも天性のうまさがあったが、彼女の本当の姿は努力家なんです」

      高梨選手は助走姿勢が低い。全日本スキー連盟科学委員の山本敬三・北翔大教授によると、助走時に高梨選手が受ける空気抵抗は、同年代の女子ジャンパーに比べると、ピーク時の値は半分しかない。

      安定感の最大の秘密は「再現力」と指摘するのは、牧野講平トレーナー(37)=森永製菓=だ。米大リーグの前田健太選手ら、自ら担当してきたトップ選手と比べても「体が覚えた動きが崩れず、繰り返す能力がピカ一」とほれ込む。

       

       

       

       

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      沙羅トレーナーが明かす強さの秘密は「誰にもまねできないジャンプ」

       

      ◆ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第18戦(16日、平昌=HS109メートル)

      高梨を10年から担当する牧野講平トレーナー(37)=ウイダートレーニングラボ・ヘッドトレーナー=がスポーツ報知に、沙羅の強さの秘密を明かした。陸上トレーニングでの強化ポイントや独特の感性が、W杯参戦から6季目での53勝到達という白星量産につながったという。

      「一戦必勝」が積み重なった結果なのでうれしい。今は100%の状態じゃなくても勝ちを狙いにいけるのが強み。向かい風や追い風も関係なく、多少の変化はモノともしない。彼女は一次元上にいる感じだ。精神面もタフになって、(4位だった)ソチ五輪の時よりずいぶん強くなった。

      陸上トレーニングの重要性が大きい。主に脚筋力を高めるものと、スピードを高めるものに分けられる。全てはジャンプのためなので、体幹と脚など全身のコーディネーション(整合性)を高めることを意識している。最も空気抵抗の少ない角度に向かって、力を出して飛び出せていることが、飛距離につながっている。一人一人骨格や脚の長さは違うから、沙羅のジャンプは誰にもまねできない。

      感性も沙羅にしかない独特の才能がある。一度覚えた動きを繰り返し出すのは、トップアスリートでも難しい。その能力が、ずば抜けている。感覚が鋭くて、例えば体のどの筋肉に疲れがたまっているのか―なども自分で感じ、筋肉の名前を言って指摘できる。実際に触ってみると彼女の言う通りということもある。ケアに役立っている。

      平昌五輪で金メダルへの期待はもちろんあるが、ジャンプに完成はない。完璧な試合は年に1〜2本しかなくて、必ずマイナスはある。だからこそ伸びていける。年齢とともに肉体は変化するので、技術でどうカバーするか。男子では葛西選手はあの年(44歳)でも飛べている。息の長い、競技人生を送ってほしい。

       

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